今年の中秋の名月は、昨日の9月17日でした。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)
((注)明治5年まで日本で使われていた暦。月の満ち欠けを元に日付が決められていた)
の8月15日の夜に見える月のことを指すそうです。
太陰太陽暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が、
その月の朔日(ついたち)になり、
今年は9月3日(新月の瞬間は10時56分)が太陰太陽暦の8月1日、
9月17日が太陰太陽暦での8月15日となるとのこと
一方、
天文学的な意味での満月(望)は、
地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことを指し、
満月の時刻は、9月18日11時34分だそう。
そのため、
ここ数年は、中秋の名月と満月は同じ日でしたが、
今年は9月17日が中秋の名月、
翌18日が満月となり、日付が1日ずれることになります。
中秋の名月といえば、満月のことと思っていたので
一つ物知りになりました。
今日の夜は、満月です。
日没が6時20分ごろ、月の出の時刻が、6時半ごろです。
ちょうど暗くなったころ東の空に満月を見ることができます
昨日、中秋の名月を見損なった方は、
一日遅れの満月を楽しんでみませんか?
次に中秋の名月と満月が同じ日付になるのは2030年だそうです。