「ボクの足に何かが触れたんですよ」
突然の会話の始まりに 「えっ!怪奇現象の話!?」と
よくよく話を聞いてみると
公民館の講座を終えて帰る際、
玄関口でリュックを背負い、椅子に座り、
前かがみになって靴を履き替えた、その時に
椅子の横にある傘立ての中の1本が
リュックの横に付いているポケットのひもにひっかかり
気が付かずにそのまま次の目的地に行ってしまった、
そこでブラブラと足に触れる何かを感じた、
というお話でした
すぐには返しに来ることができず、今日になりましたと
お詫びの手紙を添えて持って来られたのです
その後、無事に傘は持ち主に返されました
傘が持ち主にわたる時
「取っ手に名前シールが貼ってあったんですが
違う名前で2つ貼ってたのでどちらの方の傘かな、と
迷っていました」
受け取られた持ち主に聞いてみると
「これは、私の名前ともう一つは私の妹の名前なんです
私より先に逝っちゃってね…形見だったの
古くなったけど 大切に使ってたのよ ありがとう」
そう笑顔で答えてくれました













