歴史講座の皆さんと板付の埋蔵文化財センターに行って来ました。
埋蔵文化財センターでは発掘調査で出土した遺物を展示、収蔵管理していて
木器や金属器のようにいたみやすい状態のものは劣化防止処理や破片を
くっつけて、元の形に復元する作業を行っていると共に、随時記録も残している
ということで、気の遠くなるような細かい作業や、記録といった膨大な作業に
驚かされました。
本命のバックヤードでの見学でも驚きがいっぱいで、土器、石器が入った
コンテナケースが11万個以上収められている倉庫が圧巻で、必要な遺物は
5分前後で探し出せるということでした。
弥生時代のお墓(甕棺・かめかん)が収められた収蔵庫では、突然電気が
消えるハプニングが‼
「ここで一人取り残されたらどうしよう…」と思ったのは
私だけでしょうか(^^;)
職員の方の丁寧な解説、貴重なお話のおかげで、遥か古代に思いを馳せ、
ますます福岡の歴史への興味が湧いてきました。
小春日和のもと「遠足?!」のようなワクワクと、貴重な経験を
させていただいた一日でした。