2022年8月25日木曜日

国宝『金印』の使われ方は?

8/22(月)福岡市博物館の学芸員を招き、

夏休み中の小学生と保護者を対象に 、

金印のレプリカを使い、どのように使われて

いたかを体験しました。

最初は、金印を知ろうということで、

歴史を聞き、クイズ形式で大きさ・おもさ

等を教えてもらいました。

使い方は、印鑑なので、当然朱肉をつけて

押印と思っていたら、あれ違ってました!

「封泥(ふうでい)」という用いられ方を

していたのだそうです。それが、こんな感じ。

大切な荷物や書簡が、途中開けられない

ように、結び目に粘土版をおいて、印を押

していたそうです。

今回は、箱の中に未来の自分や誰かに宛てて

メッセージを入れて封泥しようということで、

まずは、皆さん真剣にメッセージ書き。

箱詰後、麻ひもで結び、結び目に板をあて、粘土を

置き、そこに、いよいよ金印で封印し完成です。


終了後に感想を聞いてみました。

「名前だけ知っていた金印の事、たくさん知れて

良かったあ。勉強楽しかった。」(大人)

「もっと、いろんなもの入れたかった!」(子ども)

皆さん楽しんで持って帰られました。

乾いてカチカチになった封泥をこわして、

開ける日が、楽しみですね!