この像が城南区のどこにあるかご存じの方も多いと思います。
しかし私はこの像の前を頻繁に通っているにもかかわらず、
新型コロナワクチン接種が決定して、初めて目に止まりました。
「あれ、予防接種してる?」
よく見ると子どもが接種を終え、
腕を押さえ、眉をひそめています。
「痛かったのかな?」
「こわかったのかな?」
台座には種痘と書かれています。
【種痘】検索すると、
壮絶な長い長い歴史がありました。
種痘は天然痘予防接種のことで、
日本では江戸時代に始まり、
1976年まで行われていましたが、
ついにWHOにより1980年天然痘根絶宣言が出されましました。
天然痘は人類が撲滅できた唯一の感染症だそうです。
記憶には残っていませんが、
細くかぼそかった私の腕にも接種された痕が、
今やタプタプの二の腕に、いとおしく、しっかりと刻まれていました。
人類は、これまで数多くの感染症と戦い、
未来も戦っていくのでしょうね。
新型コロナ収束の可能性を信じて
引き続き感染対策を徹底し、
自己免疫力UPに努め、
皆さん元気に過ごしてまいりましょう。
過ごしやすい季節です。
お散歩して見えてなかったものとの出会いを楽しんでみたいと思います!