福岡大学人文学部 西田尚史氏による歴史講座が 2月16日に当館講堂と
堤丘校区は 「堤丘大日堂所在の中世石造物」についてです。
当公民館の裏手には、大日堂と呼ばれる小さなお堂があり、中には仏像や石造物が
祀られています。
教えられてみて始めて「あっ、お堂がある」と気づくくらいの小さな物なのですが、
中には主張の強い産物が埋もれているようです。
元弘3年(1333)頃のお話です。
世はまさに戦国時代。今じゃ考えられない自刃や襲撃や
討死などが当たり前のように行われ
敗北で処刑された地(現樋井川4丁目)に本堂が創建され
ました。その後、室町時代に現在地に移された、と言われ
ています。 ☆校区在住 内田義弘氏調査による
通り過ぎてしまうような近所の小さなお堂ですが、祀られている仏像や石造物は、
歴史を物語る背景を現代に訴えているのでしょう。
歴史はロマンです。 今、立っているこの地にも、過去があり歴史を刻む日々の
積み重ねが今をもたらしているのだと、感慨深い気持ちになりました。
好評につき、続きは3月25日、歴史講座でお会いしましょう😉👍