2021年2月22日月曜日

城南市民カレッジ 歴史講座

 福岡大学人文学部 西田尚史氏による歴史講座が 2月16日に当館講堂と
 一部オンラインにより行われました。


 堤丘校区は 「堤丘大日堂所在の中世石造物」についてです。

 当公民館の裏手には、大日堂と呼ばれる小さなお堂があり、中には仏像や石造物が
 祀られています。
 教えられてみて始めて「あっ、お堂がある」と気づくくらいの小さな物なのですが、
 中には主張の強い産物が埋もれているようです。


 元弘3年(1333)頃のお話です。
 世はまさに戦国時代。今じゃ考えられない自刃や襲撃や
 討死などが当たり前のように行われ
 敗北で処刑された地(現樋井川4丁目)に本堂が創建され
 ました。その後、室町時代に現在地に移された、と言われ
 ています。  ☆校区在住 内田義弘氏調査による


 通り過ぎてしまうような近所の小さなお堂ですが、祀られている仏像や石造物は、
 歴史を物語る背景を現代に訴えているのでしょう。

 歴史はロマンです。 今、立っているこの地にも、過去があり歴史を刻む日々の
 積み重ねが今をもたらしているのだと、感慨深い気持ちになりました。



   好評につき、続きは3月25日、歴史講座でお会いしましょう😉👍