「ユマニチュード」という言葉を聞いたことはありますか?
ユマニチュードとは認知症の方が自分らしくいられるための認知症コミュニケーション・ケアの技法のひとつです。
あまり聞き馴染みのない方が多いと思います。
私も今日のユマニチュード講座を通してユマニチュードについて知りました!
認知症ケアで大切なのは、相手に「あなたは大切な存在です」と伝えてお互いに良い関係を結ぶことだとユマニチュードでは考えられています。
「あなたのことを大切に思っています」と伝えるためには見る、話す、触れる、立つの4つを意識することが大切です⭐
①見る 水平に正面から目を合わせることで親密さを届けることができます。
②話す ゆっくりと、抑揚をつけて、前向きな言葉で安心感を届けましょう。
③触れる 広く、ゆっくり、なでるように包み込むように触れることで信頼と安心を伝えれます。
④立つ 自分らしさと健康のために1日20分間立つ時間を作りましょう。
講座では、実際にペアで優しい気持ちで1分間見つめ合う体験をしました。普段、人と目が合うことはあっても、1分間もずっと見つめ合うことだけに集中することはあまりないので新鮮な気持ちがしました。また、初対面の方でも温かい目で見つめ合うと安心感があるという発見がありました🍀
認知症の方とのコミュニケーションだけでなく、日常生活の家族や友達との会話でもユマニチュードで学んだことを意識すれば良い関係性でいることができると思いました。
ユマニチュードは誰でも学んで身に付けることができます。
ユマニチュードを学んで、より多くの人が安心して暮らせるまちをつくりましょう!✨
福大から来た社会教育主事実習生に書いてもらいました。