2024年6月19日水曜日

板付遺跡弥生館

 今月の歴史講座は館を飛び出して

「板付遺跡弥生館」に行きます

13日は、ロケハンに行って来ました

板付遺跡弥生館前に広がる田んぼ。
毎年復元された水田で
小学生が貫頭衣(かんとうい)姿になり
田植えまつりが行われます

竪穴住居をイメージした板付遺跡弥生館。

日本の稲作がいつ、どこで始まったのか

謎を説く重要な遺跡と期待され

引き継がれてきた発掘調査で

これまでに深い濠に囲まれた「ムラ」や

水田の跡が発掘され日本で最初に

稲作を始めた頃のようすがわかってきました

館内中央に造られたジオラマで、2300年前の

ムラの様子を見ることが出来ます

大地にそって用水路を作り、堰(せき)を設け、

水田に送る水を調整する稲作は、

現代と変わりない方法でした

鍬や鋤などの農工具も周りから発掘されています

弥生館の奥村館長さん。麻で糸を作ったり

古米を昔ながらの手順で精米してくれました

館長さんのお話には、”板付遺跡愛”があふれていました

板付遺跡弥生館をあとに、ららぽーとに立ち寄り

今日のまとめをしながらコーヒータイム

先人たちが生きるための営みを続けたこの土地に

今は高層ビルや巨大アニメ像が立ち並んでいます