今月の歴史講座は館を飛び出して
「板付遺跡弥生館」に行きます
13日は、ロケハンに行って来ました
板付遺跡弥生館前に広がる田んぼ。
毎年復元された水田で
小学生が貫頭衣(かんとうい)姿になり
田植えまつりが行われます
竪穴住居をイメージした板付遺跡弥生館。
日本の稲作がいつ、どこで始まったのか
謎を説く重要な遺跡と期待され
引き継がれてきた発掘調査で
これまでに深い濠に囲まれた「ムラ」や
水田の跡が発掘され日本で最初に
稲作を始めた頃のようすがわかってきました
館内中央に造られたジオラマで、2300年前の
ムラの様子を見ることが出来ます
大地にそって用水路を作り、堰(せき)を設け、
水田に送る水を調整する稲作は、
現代と変わりない方法でした
鍬や鋤などの農工具も周りから発掘されています
弥生館の奥村館長さん。麻で糸を作ったり
古米を昔ながらの手順で精米してくれました
館長さんのお話には、”板付遺跡愛”があふれていました
板付遺跡弥生館をあとに、ららぽーとに立ち寄り
今日のまとめをしながらコーヒータイム
先人たちが生きるための営みを続けたこの土地に
今は高層ビルや巨大アニメ像が立ち並んでいます