3月23日(木)の歴史講座は「お宮の行事・郷土料理の歴史メキシコ編」
と題して19名のみなさんが、参加しました。
今回最初のお話はお宮の秋祭りについて。
新米を奉納し、その藁(わら)でしめ縄を作り古いものと取り替える行事
「注連(しめ)おろし」
が伝統の秋祭りとして堤八幡宮でも行われています。
そのしめ縄をつくるようすをビデオで拝見しました。
堤丘校区周辺には田んぼが少なくなり、
藁の確保もむずかしようですが
地域の歴史を知るためにも、伝統行事はとても大切だと思います。
次に講師の内田先生が赴任されていたメキシコの歴史について。
ブラジルへの移民はよく知られていますが、メキシコにも120年前に
日本からの入植があったそうで、入植者たちが作った農場や当時の建物が
現存している写真を見せてもらいました。
今回はそのメキシコの食文化を知ろうということで、
「タコス」を作り、試食しました。
にのせて上からサルサソースをかけたら出来上がり!(お好みで黒コショウをふっても)
タコスを食べるのはみなさんほぼ初体験で、口々に「おいしい!」の声が!
(もちろん食べる時は黙食で)
トルティージャにはトウモロコシ粉が入っていて
現地の味と作り方に近いタコスを食べることができました。
熱帯の現地では食中毒予防のためにすべての食材に火を通さないといけないそうです。
先日のWBCでは日本と対戦して記憶にもあたらしいメキシコですが
なにせ日本の真裏にある遠い国。
そんな遠い国の食べ物をほおばりながら、風習や文化のちがいを
少しでも知るいい機会になりました。